国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日とされています。体育の日においては、この趣旨を生かすように心がけるとともに、さらにこれを契機として国民がいつそう健康や体力の保持増進に努め、ひいては明るく住みよい社会を建設することを願ってこの日が制定されました。
スポーツ振興の観点から、国、地方公共団体の役割として、国民の間に広くスポーツについての理解と関心を深め、かつ、積極的にスポーツをする意欲を高揚するような行事を実施するとともに、あらゆる地域および職場でそれぞれの生活の実情に即してスポーツができるような行事が実施されるよう、必要な措置を講じ、援助を行なうよう定められています。
以前のカレンダーでは１０月１０日で、１９６４年１０月１０日の東京オリンピックの開会日を記念して定められました。
当初は１０月１０日でしたが、ハッピーマンデー制度により、平成１２年のカレンダーからは１０月第２月曜日になっています。夏期オリンピックとしてはかなり遅い開始日でしたが、それには戦後の日本の復興を世界に見せる為、必ず晴れる日を選びたかったことがあるそうです。
そこで候補にあがったのが５月と１０月でした。しかし５月では、北欧の選手たちが練習時間の確保が難しく、調整が大変であるとのことで１０月１０日に決まったそうです。
