西暦と元号

11月23日は重要な宮中祭祀だった。 カレンダーには西暦は当然ですが、和暦の「平成」が併記されている場合もあります。
「日本書紀」によると元号の始まりは西暦645年の大化の改新の時に使われた「大化」となっています。ただ、継続的に使われるようになったのは、第42代、文武天皇(在位697年−707年)の時に制定された「大宝」」からとされています。それから代々天皇の在位期間に合わせた元号が制定されています。
元号はその国の皇帝や王など君主の即位に合わせてされており、元号を制定することにより政治的支配の正統性を象徴するという観念から生まれたものと考えられます。その意味では世界各地で元号が制定された期間が存在するようですが、我が国のように、現在の第125代、今上天皇まで脈々と続いてきたのは類を見ません。これには日本が海に囲まれており他国からの影響が少なかったことが大きく影響しているようです。このまま平和に元号が続いて行ってほしいものです。

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