日本においての旧暦とは、太陰太陽暦の暦法(和暦)で、正式には天保壬寅元暦(てんぽうじんいんげんれき)と言います。
明治5年11月9日(1872年12月9日)、突如として太陽暦(グレゴリオ暦)への改暦の布告が明治天皇の詔書と太政官布告339号によって行われました。つまり、グレゴリオ暦1873年1月1日に当たる明治5年12月3日を明治6年1月1日とすることになったのです。
そのため布告された翌月の12月は、たった2日だけとなり、これを知らされた当時の人々の間には当然大混乱が生じたそうです。大量の印刷がやり直しになったことでしょう。
この改暦を早急に行った理由はこの年は旧暦では1年が13か月有り、官僚に13か月の給料を出さなければならないが、政府の財政状況が逼迫していたことにより、改暦を急いだのだそうです。逆にこの年は11か月になったわけです。
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