冬の楽しみにも不安にもなり得る雪、今年も冬期の見通しがちらほらと出てきています。雪深い地域や雪になじみのない地域と様々ありますが、なんとなく他の国に比べれば……と思いがちです。ところが実は、日本の降雪量は世界トップクラスだったのです。
冬本番といった気候になってきました。手肌の乾燥が気になってしまいますね。
冬を意識し始めると、気になるのはやはり雪でしょうか。雪国出身のためかもしれませんが、コートを出した後にはいつ雪道用タイヤに取り替えようかということをつい考えてしまいます。ちなみに、出身地域では雪道用タイヤを履いていてもライト上までの積雪で車が発進できなくなったことがあります。その時は困るという気持ちを一気に通り越して思わず笑ってしまいました。
ちらちらと降る雪は心を和ませてくれる一方、日本には和むどころではない降雪量の地域がいくつもあります。その降雪量は海外メディアによって発表された世界の年間降雪量ランキングによると、なんとアメリカやカナダなどに肩を並べるほどなのです。
むしろこの世界ランキングの記録では8位の秋田市、3位の富山市、2位の北海道札幌市、1位の青森市と、雪深いと想像していた他国を凌駕し日本がランキングトップ3まで独占しています。
そして世界一と言えばギネスブック、このギネスに登録された世界一雪が深く降り積もった地域はどこでしょうか。北欧、ロシア、寒い海外の地域を想像しますよね。なんと、こちらもまた日本なのです。ギネスに登録された世界一の積雪量は滋賀県米原市の伊吹山で、記録としては1182cm、なんと12メートル近くの降雪が記録されています。
もちろん雪国に住む人は雪国なりの処世術を身に着けているものです。とはいえ、度が過ぎれば共生関係にある雪も災害と言わざるを得ない時もあります。水道管が凍って水が出ない、雪の重さに耐えきれず電気の設備が破損し停電……雪を想定している地域とはいえ十分起こり得ることですよね。そしてもともと降雪の少ない地域で雪が降ったときには、もはやてんやわんやと形容して遜色ないほどの事態になることも珍しくありません。
もしもライフラインに何かがあったとき、除雪車は狭い道には来てくれないし復旧にも時間がかかるとくれば不安ですよね。そんなときの心配を補うものが防災グッズです。例えば弊社ホームページのアイマート防災どっとこむにて取り扱っている「エマージェンシーボトルセット」ですと1000mlの水を入れておくことのできるウォーターボトルの中に暖をとるためのアルミブランケットやライト、緊急時のホイッスルなどの防災グッズが収納されています。このラインナップは言わば防災グッズの基本セット、自宅でライフラインの復旧を待つ際にも災害時にさっと持ち出すことにも対応でき、とても使い勝手の良い防災グッズです。
日々の生活の中でどうしても忘れがちになってしまいますが、自然の驚異は凄まじいものです。自然が生み出す日本らしく雅な季節をより楽しむためにも、冬支度に必要なものを一度整理してみてはいかがでしょうか。