甘さの中にほのかな酸味、毎日食べても飽きない栄養たっぷりのりんごですが、切ってすぐに食べないと茶色に変わってしまうのだけが難点。
その難点を克服し毎日おいしくりんごを食べられるよう、変色したりんごを元に戻す裏技をご紹介します。

週を追うごとに寒さが強まっていく今日この頃ですが、日ごろの手洗いうがいとこまめなアルコールジェルでの消毒という努力もむなしく先日インフルエンザにかかってしまいました。

40度の熱に加え強烈な寒気と関節痛に見舞われ、一人暮らしということで思うように動くこともできず、仕事にも大きく穴を空けてしまいぼろぼろの1週間となってしまいました。

手洗いうがいと消毒でも足りなかったということで、現在は栄養面からも病気の予防を試みています。そこでインフルエンザが治った後から一日2種の果物を摂るように心がけています。

最近はりんごやバナナにみかん、少し前には柿を食事に追加していました。元々フレッシュで食べられる果物を好んでいたので、りんごのように皮ごと食べた方が良いものはなるべく皮ごと食べられるものを選んでいます。

りんごにはビタミンAやビタミンC、体内の塩分を排出するカリウム、整腸作用のあるペクチン、クエン酸、リンゴ酸、そして皮にはポリフェノールも多く含まれています。

ちなみにりんごを剥いてしばらく置くと茶色っぽく変色してしまいますが、まさにこれがポリフェノールの作用なのです。ポリフェノールの中の酸化酵素が空気に触れて酸化することで茶色へ変色します。長い時間の経過がなければ味に大きな影響はないものの、やはり綺麗な色のまま目でもおいしく味わいたいですよね。

お弁当などに入れるときに変色予防として塩水や蜂蜜を溶かした水に浸す方法はよく知られていますが、変色してしまったりんごを元の状態へ戻す方法があるのはご存知でしょうか。

実は100%オレンジジュースに浸すことで元の状態へと復活させるという裏技があります。
というのも酸化した部分がオレンジジュースのビタミンCと結びつき、酸化の改善が期待できるそうです。肝心の味ですがオレンジジュースの味になってしまうかというとそんなことはなく、おいしいりんごへ復活を遂げるそうですよ。

そうそう、夏場に比べるとどうしても水分補給の頻度が落ちるのでなるべくこまめに水分を補給し、食事や果物から水分を摂ることも意識しています。乾燥した喉にウイルスが張り付いて排出できなくなってしまうとウイルスの侵入により風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなってしまいます。

水分と言えばりんごの水分は約84%程度だそうですが、液体の印象がある牛乳の水分は約88%程度と意外と固形分が多いようです。

ちなみにレタスの約95%は水分だそうです。レタスの水分量を知った時には我が目を疑うほど驚きました。水分のパーセンテージだけで見ると牛乳がいかに栄養の凝縮された食品であるかうかがえます。

とはいえ、私自身は牛乳が苦手なので代わりとはいきませんが最近は温めた豆乳にバナナをつぶし入れたものを好んで飲んでいます。蜂蜜なんか垂らすともう絶品です。

身体も暖まりますし、帰宅後にほっと一息入れたいときにおすすめです。

今年もあとわずかですが、インフルエンザはもちろん風邪にも気を付けて健康に新年を迎えられるよう心がけていきたいと思います。