冬季オリンピックも始まり、羽生選手や葛西選手といったメダルを期待される人のプレッシャーとはどんなものなんでしょう。
しかし、大勢の応援や温かい歓声は緊張をほぐし、勇気を与え想像以上の力を発揮することもあると言われています。
そして、その応援をするときの定番となったうちわの効果的な販促方法もあります。
色彩による集客効果
バレーボールなどの世界大会の会場となる日本では、ホームの一体感を出すために観客に風船を渡したりうちわを配布し応援し盛り上げる事が行われ、会場が一喜一憂することで、TVで見ている視聴者も同じように会場の雰囲気や熱気を味わいながら応援することがあります。
この時、カラーの統一性や同じ形状の物というのは、視覚に訴える情報量は多いと言えるでしょう。しかし、この中に一枚違う色の物が交わる事で逆に際立つこともあります。色には明と暗があるため、陽が出ている場所では暗の色が生えますが、日が暮れると暗の色は同化し消えてしまいます。
うちわなどで販促する際、配布時間なども考えたほうがいいでしょう。夏の花火大会に配布するうちわが黒文字で書かれていては、せっかく渡したうちわの効果も発揮することはないでしょう。
色彩は集客を行う上で繊細な物となります。会社のカラーを考える事よりも、効果的な色彩で情報発信する事でより多い集客にも繋がると言えるでしょう。
視覚を奪って脳に訴えましょう
モザイクアートやドットアートは、細かい色彩の変化により一枚の芸術を表現することがあります。
何千枚の写真を使ってモナ・リザの絵を描いたり、ドットだけで動物を表現させたりと、人間の視覚に訴えかけるアートは脳へ信号を送り輪郭を作り、一枚の写真や、一つのドットとして捉えさせないような錯覚を起こさせています。
そのため、うちわを効果的に使う事で人にアピールすることも可能ですが、しっかりとしたキーワードを相手に伝えなければいけません。遠くの人にアピールすることが出来ない、細々とした情報は中々伝わりません。考えてみてください、夏のかき氷を販売している「氷」というのぼり一文字だけで、鮮明に映像として脳に、「かき氷が販売されてる」と判断してしまうようにインプットされていませんか。刷り込みといった方法は、シンプルな物ほど効果があるのかもしれません。
最後に
うちわは年中、販促品として使われる機会がありますが、思ったほどの集客率アップとならない事も多いのではないでしょうか。それは、もしかしたら商品のデザインや周りに与えるイメージが弱い可能性も秘められているのではなでしょうか。
デザインだけでなく、色味や配布する時間帯や場所はとても大切です。漠然と販促品を配るのではなく、リサーチをしっかりすることで、より効果的な集客に繋がる方法を取り入れましょう。