昨今、取引先の方とのメールでのやり取りの機会も増えていたりすると、日本語の誤った使い方が見受けられます。尊敬語だと思いつつ使っている言葉が実は謙譲語だったりもします。そのような、会話の一端でビジネスチャンスを逃す可能性もあります。正しい日本語を知り、丁寧さや大人言葉が大切な理由を知りましょう。
ビジネスパートナーであれば馴れもでる
取引先の方と何度も顔を合わし仕事をしていると、友人と同じような感覚となることもあるでしょう。
しかし、仕事である以上、親しき中にも礼儀ありです。プライベートと仕事は分けて考えなければいけません。
プライベートな会話はプライベートの時に使う言葉遣いで構いませんが、ビジネスメールに関しては、取引先の上司や同僚なども、確認のためメールチェックすることもありますので、下手に自社の不満などを書いたりすることで、マイナスイメージまで与える可能性もあることでしょう。
そのため、ビジネスマナーとしての言葉遣いや内容にも気を付けましょう。
了解しました。は上司に使う言葉じゃない
上司や目上の人から、仕事の依頼等されることは多いでしょうが、その際に言葉遣いはフランクな環境であれば乱れることもあるでしょう。アットホームな環境を売りにしている会社も中にありますが、それに慣れてしまうと、言葉の使い間違いも多くなります。正しい日本語を使う事で、相手への敬意や尊敬を、しっかりと伝える事により信頼も得られます。
間違ったビジネス言葉の代表格は「了解しました。」は丁寧語にあたりますが、謙譲語ではありません。そのためこの場合の選択肢は「承知いたしました。」もしくは、「かしこまりました。」になるのです。上司だけにならず、取引先の目上の方に対しての言葉の乱れはビジネスマンとしては気を付けなければいけませんね。
言葉の乱れは心の乱れにも繋がると言われているため、ポジティブな言葉を使う事により、自分の乱れも正してくれるでしょう。
最後に
言葉の乱れは、あなた自身を貶める事もあります。正しい言葉遣いをするだけでも印象は変わる物です。時代の流れで生まれる若者言葉なども、もちろん会話の一端を担うようなことになりますが、取引先の目上の方や、先輩・上司に使う言葉は、きちんと選び使い分ける事が大切。
そして、言葉遣いをしっかりすることで得られる利益というのも実在するため、ビジネスチャンスを減らさない為、日々言葉のチョイスには気を付け、新たな開拓のチャンスを逃さない販促・集客をしていきましょう。