うちわでインバウンド拡大（その２）
最近さかんにインバウンドのことばがマスコミを賑わせています。2014年訪日外国人旅行者数が1300万人を越えました。2015年は2000万人に迫る勢いだったようです。この海外からの来訪者に対応するためには受け皿となる観光地での対応、特に宿泊施設、飲食店、ショッピングの場所、そこで働くスタッフの養成、等々問題が後から付いてきています。
ところで、世界の観光大国はどこでしょうか。1位がフランスで来訪者は8500万人、2位がアメリカで7000万人、3位スペ インで6000万人、4位中国で5500万人、5位はイタリアで4700万人です。これらの観光大国からしてもま だまだ我が国は伸びしろがありますね。
そこで、我が国はどこの国に働きかけましょうか。インバウンドランキングでは、台湾、韓国、中国、 香港、アメリカ、タイ、と続きます。「うちわ」が武器になる国はやはり欧米でしょうか。
我々日本人も海外旅行というと、グァム、 シンガポール、マレーシア、ハワイあたりが手頃でしょうがヨーロッパとなると少し頑張って出かけることでしょう。ヨーロッパからの観光客も同様な感覚でしょうから、ちょっと頑張って足を延ばしてもらいましょうか。日本らしいパンフレットを配布する作 戦にうちわを使いませんか。販促としての「うちわ」世界を駆ける、です。
