日本三大盆踊り（郡上踊り）
盆踊りは日本全国で行われる行事ですが、「日本三大盆踊り」として有名なのは秋田の「西馬音内の盆踊り」、岐阜の「郡上踊り」、徳島の「阿波踊り」だそうです。「郡上の八幡出て行く時は雨も降らぬに袖しぼる」 の歌詞で知られる岐阜の郡上踊りは400年にわたって城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきたもので、江戸時代に城主が士農工商の融和をはかるために、藩内の各地で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。｣と奨励したことで年々盛んになってきたのだそうです。 7月中旬から9月上旬にかけて33夜にわたって踊られる日本一長期間行われる盆おどりで、郡上八幡の夏は踊りとともに始まり、踊りとともに終わると言われるくらいです。中でも8月13,14,15,16日の4日間は徹夜おどりとなります。郡上踊りは「見るおどり」ではなく「踊るおどり」といわれており、長時間であるため「うちわ」を帯にしづらいのか、うちわの柄が入った浴衣姿の方々を見かけました。
