長良川鵜飼とうちわ
毎年5月11日から10月15日まで岐阜長良川で行われる鵜飼いは全国的に有名です。鵜呑みという言葉が有るように鵜が魚を丸呑みするところからそれを利用した漁の手法ですがその漁師は宮内庁式部職鵜匠として国家公務員の身分だそうです。鵜匠がかがり火をたきながら鵜が鮎をとります。それを並走する船に乗って見物しながら鮎料理を頂きます。見上げると金華山の頂上に岐阜城。なんとも風情のあることでしょうか。まるでタイムスリップしたような、この情景にはやはり岐阜うちわが似合いますね。岐阜の伝統工芸の一つで、美濃の手漉き和紙、そして豊富な竹林、長良川の鵜飼を始めとした岐阜ならではの川文化から生まれたものだそうです。