強力マグネットシートあれこれ
マグネットシートには様々な用途がありますが、磁力の強さによっても 用途が変わってきます。マグネットシートには異方性と等方性の2種類が ありますが、一般的に使用されます等方性マグネットシートの強さにつき 紹介します。
まず、マグネットシートの強さは厚みによって変わってきます。
一般的な広告用マグネットシートの殆どはマグネットの厚みが0.4ミリを 使用しています。広告印刷部分と表面加工のPP加工部分を足して全体では 約0.7ミリの厚みになります。
この磁力で冷蔵庫やキッチン周り、玄関ドア等に 張りますが強度はまったく問題ありません。マグネットの厚みは下記のような種類が あります。
マグネットの厚み | 全体の厚み |
0.3 mm | 0.6 mm |
0.4 mm | 0.7 mm |
0.5 mm | 0.8 mm |
0.6 mm | 0.9 mm |
0.7 mm | 1.0 mm |
0.8 mm | 1.1 mm |
0.9 mm | 1.2 mm |
1.0 mm | 1.3 mm |
マグネットの厚みが増す毎に磁力も強くなります。厚みが倍ですと磁力も 約倍の強さになります。マグネットを貼る場合、マグネットの磁力も重要ですが マグネットの大きさ、貼る場所にも大きく左右されます。
大きさは当然大きくなれば貼り付け面積が大きくなりますので強度も増します。 一般的な広告用マグネットの場合、あくまで宣伝用ですのであまり大きくては 場所を取りますので貼ってもらえない可能性があります。
大きさとしては名刺 サイズが主流になっています。次に貼る場所の平滑性は非常に重要になります。 曲面だったり平滑性が弱い場合、著しく強度が弱くなります。
広告マグネットシートは通常0.4ミリが使われますが、もう少し強力なマグネット を求める場合、マグネット0.7ミリが使われます。冷蔵庫等に貼られる場合 一般的に冷蔵庫には1から2枚程度が貼られます。
ポスティング等にて配布されるマグネットシートからどのマグネットシートを 貼るか選ぶ場合、磁力の強力なマグネットシートが選ばれます
。その場合、2枚作成する場合も多いですが 両面タイプで作成する場合、マグネット0.9ミリを使用し全体で約1.3ミリの 厚みで作成されます。防災用ですのでより落ちにくい強度も必要ですので 両面タイプは今後増えていくと思います。
半永久的に活用できるマグネットシートですので磁力の劣化も少なく非常に 保存性の高い商品になります。広告媒体には様々な種類がありますが 費用対効果の観点からマグネットシートが見直されてきています。
見直し例
業種:カギの修理
現状広告
現状の広告としてシールを活用されています。サイズ的には名刺サイズ
のシールを活用し各家庭に配布して貼ってもらう事でカギに関する依頼を
頂くツールでシール活用されています
変更内容
今までマグネットシートは価格が高く、シールと比較しても費用対効果
が悪い検証にてシールを活用していましたが、配布枚数やマグネットの
保存性の高さ、マグネットシートの活用の幅広さ等を考慮し、マグネット
の配布に変更されました
厚みが薄くても平滑性のある場所であれば、強力なマグネットとして汎用性の高い
マグネットシートは非常に有効な販促アイテムとして活用の幅が非常に広がっています。
強力マグネットシートは今後強力な販促ツールとして益々注目を浴びると思います。